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アンコールワット旅行記31 森の中の遺跡 タ・プローム 


タプローム入口
◆タ・プローム入口

 旅も佳境。最終日午後にやってきたのはジャングルの中の小さな遺跡タ・プローム。

 ほかの遺跡と比べて大きいわけでもなく文化的に凄いわけでもないのですが、実は私がガイドブック情報の中で一番興味を持っていたのがここ「タ・プローム」です。

 これまで見てきた遺跡はある程度修復され原型に戻されていたのですが、この遺跡はジャングルの木々に飲み込まれた環境を生かして、自然の中で崩れゆく遺跡として整備がされているのです。

 他の遺跡が当時の姿だとすれば、ここタプロームは自然の中で数百年間眠り続けた姿といったところでしょうか。

 最初で迎えてくれる門の彫像も、これまでのようにきちんと積みなおされた石組みではなくここでは崩れかかったままにされており、同じ遺跡でも趣が違っています。


崩れゆく遺跡2

崩れゆく遺跡
◆崩れゆくタ・プローム

 中に入ってみると、いたるところで遺跡が木々に押し崩されており、ところどころがこのような瓦礫の山になっていました。長い年月をかけて少しずつ遺跡を押しのけたのでしょう。

 今にも倒れそうな屋根もありますが、特に柵があるわけではなく近づこうが中に入ろうがそれは個人の自由です。危ないと思うなら入るな。危険予知を自然に学べる環境ですな。

 しかし、これはなんとも崩れすぎなんじゃなかろうか。これでは崩れゆく遺跡というより、崩れた遺跡の残骸。もうちょっと自然と遺跡の共存を。(^_^;)


 木に飲み込まれる遺跡
◆遺跡を飲み込む大きなガジュマル

 奥に進むと、大きな木に押しつぶされそうになりながら原形をとどめた遺跡の姿が。そうそうこれこれ。

 崩れすぎていても駄目だし崩れてなくても駄目という偉く贅沢な話ですが、木の根に飲み込まれた遺跡の尖塔は、まさに天空の城ラピュタの実写版のようです。

 「主をなくしてから数百年もの間、ひっそりとジャングルの奥で眠っていたんだね。」

 天空の城ラピュタでパズーが似たようなセリフを言っていたような気がします。天空なのでジャングルとは言ってはいないでしょうけども。

 自然の前では人の文明など儚いものですな。人の夢と書いて儚い。


タ・プローム 彫刻
◆タ・プロームの彫刻

 崩れかけた建物の壁に、おだやかな顔で祈りをささげる彫刻を見つけました。文明が滅び木々に覆い尽くされようとする中で、人間の栄枯盛衰を静かに見守るかのような彫刻です。

 壊れつつある遺跡。自然の力。静かな祈り。

 いつものように言葉を並べて何か俳句か詩的なものが書ければと思いましたが、どうもなにも出てこない。私にはそんな才能はないようですが、こういったものの前では言葉もまた力無いものですな。



アンコールワット旅行記32 タ・プローム2

コメント

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Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。

時間が空いたときにやっているブログなので一番書きたい事を書くとなると、こうなってしまった次第です。(^^;)

今度の4月にはまた佐賀に転勤になりそうなので、またもとのブログに戻そうかとも思っています。よければまたお越しください。

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